アスパラを茹でるとき、いつも水っぽくなってしまったり、茹ですぎて食感がなくなってしまうなど、意外と茹で加減が難しいアスパラの調理。

今回の記事では、北海道食材の豊富な知識を持つ食の専門家「元八商店」が、アスパラの下ごしらえのコツから美味しい茹で方までわかりやすく解説します。

ご紹介する手順に沿って行うだけで、栄養価を逃さない、アスパラ本来の美味しさを最大限に引き出す茹で方をマスターできます。

さらに、アスパラをもっと美味しく楽しめるおすすめの食べ方もご紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。

アスパラの下ごしらえのコツ

アスパラは根元から穂先にかけて、徐々に柔らかくなっていくため、部位によって適切な下ごしらえを行うことで、均一に火を通し、アスパラの美味しさを最大限に引き出すことができます。

まず初めに、アスパラの下ごしらえの手順からみていきましょう。

下ごしらえ①：根本の硬い部分を切り落とす

アスパラを水洗い後、根元から1cm程の硬い部分を切り落とします。

下ごしらえ②：はかまの部分を削ぎ取る

アスパラの茎の三角のはかまの部分は、固く繊維が残る場合が多いので削ぎ取ります。この時、穂先に近い上の方のはかまは柔らかいのでそのままで大丈夫です。

下ごしらえ③：根元の皮を剥き取る

ピーラーなどを使い、根元から3〜5cm程の皮を剥き取ります。ホワイトアスパラの場合は、全体の皮を剥くのがおすすめです。

アスパラの基本的な茹で方「フライパンで茹でる」

続いて、アスパラの茹で方についてみていきましょう。フライパンで茹でる方法は、アスパラの風味と食感を最大限に活かせる基本的な茹で方です。

茹で方①：アスパラを根元から茹でる

うまみ成分が抜けてしまわないよう、アスパラが1本丸ごと入る直径の広いフライパンで、沸騰したお湯に塩を小さじ1杯入れます。初めに根元から15秒程お湯につけてから全体を茹でます。

茹で方②：アスパラの太さによって茹で時間を変える

普通の太さのアスパラで「1分30秒〜45秒」、太めのもので「2分〜2分30秒」を茹で時間の目安に、箸でアスパラの上下を返しながら茹でます。

茹で方③：冷水や氷水につけて色止めをする

茹で上がったあとは、冷水や氷水につけて急速に冷やすことで、余熱で火が入るのを防ぎ、色が悪くならないよう色止めをすることができます。料理に使う時はしっかりと水気を切ってお好みの大きさにカットしてお召し上がりください。

実際の手順に沿った、アスパラの下ごしらえのコツから茹で方の解説動画はこちらから

極太アスパラの下ごしらえのコツはこちらから

アスパラの本数が少ない時の茹で方「電子レンジで加熱」

サラダや炒め物など、アスパラを少ない本数で料理に使いたい場合は、電子レンジを活用すると便利でお手軽です。

なお、電子レンジの場合は、アスパラの本数が多いと均一に加熱できないことがあるため、2～3本程度を目安にお試しください。

アスパラのおすすめの食べ方

アスパラの下ごしらえが完了したら、あとはサラダや天ぷらなどお好みの食べ方でお召し上がりください。

最後に、アスパラを購入したらぜひ試してほしい、元八商店イチオシの「アスパラと帆立貝柱のバター炒め」の作り方をご紹介します。

アスパラを美味しく食べるための新たなレパートリーとしてご活用ください。

まとめ

今回は、アスパラの美味しい茹で方と下ごしらえのコツについてご紹介しました。

アスパラは栄養価も高く、様々な料理にアレンジできる万能食材です。

この記事で紹介した方法を参考に、ぜひご家庭でも美味しいアスパラ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

弊社 元八商店では、北海道の旬な海産物・農畜産物を、産地直送でお届けいたします。

食にたずさわり30年。産地から日本全国の皆様に一番良い状態でお届けして喜んでいただくことを基本理念に、最高峰の北海道食材を厳選してご提供しております。

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また、美味しいものを探す際は、食べたことがなかったり、本当に美味しいのか不安がつきものです。ご購入前に一度ご連絡いただければ、食材の特徴や旬、食べ方などもお答えします。欲しいと思ったその時に、ぜひご連絡ください。