食のプロが教える!今が食べ頃のカニの旬を徹底解説
カニは旬の時期に食べると、身の甘みや旨味が一層引き立ちます。
しかし、種類や地域によって旬の時期は異なり、「今どのカニが一番美味しいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、北海道食材のプロである「元八商店」が毛ガニやタラバガニをはじめ、各カニの旬を種類別・地域別に詳しく解説します。
旬のカニを選び、最高の味わいを堪能しましょう!
「元八商店」厳選の 北海道産 かに はこちらから >種類ごと|カニの旬
カニの種類ごとに旬が異なります。
ここでは、日本で主に食べられているカニの種類ごとの旬と特徴を見ていきましょう。
毛ガニの旬【1月〜5月・9月〜12月】
毛ガニは北海道を代表するカニで、地域によって旬が異なります。
オホーツク海産は1月〜5月が最も美味しい時期とされ、身が締まり甘みが際立ちます。
さらに、9月〜12月は根室や道南地域で旬を迎え、濃厚なカニ味噌が楽しめるのです。
とくに冬に水揚げされる毛ガニは旨味が格別で、塩茹でや甲羅焼きでその味を堪能できると評判。
毛ガニの甘さとカニ味噌の濃厚さは、どんな料理にも合い、贈答品としても人気があります。
一番美味しい毛蟹 茹でたて【冷蔵】を発送(発送:通年)タラバガニの旬【4月〜6月・11月〜2月】
タラバガニは年に2回旬を迎えます。
春(4月〜6月)は、脚にたっぷりと身が詰まり、鍋や蒸し料理で楽しむのがおすすめです。
一方、冬(11月〜2月)は、身の甘さが増し、焼きガニとして食べると旨味が一層引き立ちます。
その豪快な見た目と食べ応えが、特別な日の食卓に華を添えてくれる食材。
また、タラバガニは冷凍しても美味しさが保たれやすく、通販や贈り物でも非常に人気の高い種類です。
タラバ蟹(姿)茹でたて【冷蔵】を発送(発送:通年)ズワイガニの旬【11月〜3月】
ズワイガニは冬の味覚として広く親しまれ、11月から翌年3月までが旬の時期です。
とくに12月〜1月に水揚げされるカニは、甘みが強く繊細な身が特徴で、しゃぶしゃぶや鍋料理でその甘さを存分に味わえます。
また、ズワイガニのカニ味噌は濃厚で、甲羅焼きにしても絶品です。
その上品な味わいから高級カニとして知られ、贅沢な食事を演出する食材として重宝されています。
蟹の女王「本ズワイ蟹」姿(冷凍発送:通年)花咲ガニの旬【7月〜9月】
花咲ガニは夏が旬の珍しいカニです。根室地方を中心に水揚げされ、7月〜9月に最も美味しい時期を迎えます。
短い脚に甘みが詰まり、殻から取れる出汁は濃厚で鍋料理に最適です。
漁獲量が少なく希少性が高いため、夏に味わえる贅沢な一品として特別感があります。
花咲ガニはその独特の香りと旨味から、味噌汁やスープの具材としても重宝され、他のカニとは一線を画す風味を楽しめる食材です。
浜茹で 花咲蟹(発送:6月下旬~9月中旬)(10月~以降は冷凍可)イバラガニの旬【3月〜5月】
イバラガニは3月〜5月に旬を迎えます。
鋭いトゲに覆われた殻が特徴で、身の甘みはズワイガニに似ています。鍋や蒸し料理にするとその旨味が引き立ちます。
殻のトゲからも出汁が取れるため、スープや味噌汁でも美味しさを堪能できる人気のカニです。
希少なため、市場で見つけた際はぜひ試してもらいたい一品。
また、イバラガニはタラバガニより脂肪分が少なく、あっさりとした味わいが特徴で、健康志向の方にもおすすめです。
黄金の王様 イバラ蟹脚(浜茹で)(発送:11月~12月)地域別・月ごと|カニの旬
カニは地域ごとに旬が異なり、その土地ならではの美味しさを楽しむことができます。
ここでは、北海道や東北、北陸など主要産地ごとのカニの旬を月ごとに解説。食べ頃のカニを見つける参考にしてください。
カニの旬カレンダー(地域別)
下記は、カニの主要な種類ごとの旬を地域別に月ごとに示したものです。
地域 | 毛ガニ | タラバガニ | ズワイガニ | 花咲ガニ | イバラガニ |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 1〜5月 9〜12月 | 4〜6月 11〜2月 | 11〜3月 | 7〜9月 | 3〜5月 |
東北地方 | – | 4〜6月 11〜2月 | 11〜3月 | – | – |
北陸地方 | – | – | 11〜3月 | – | – |
日本海側 | 1〜5月 | 4〜6月 | 11〜3月 | – | – |
北海道のカニの旬【1月〜12月】
北海道は、毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニなど多種多様なカニが水揚げされる日本屈指の産地です。
それぞれのカニが異なる時期に旬を迎えるため、年間を通じて美味しいカニを楽しめます。
冬場の毛ガニやタラバガニは、身が甘く旨味が濃いため贈り物にも最適です。とくにオホーツク海や根室地方で獲れるカニは、新鮮で濃厚な味わいが特徴。
北海道のカニは、その種類ごとに異なる楽しみ方があり、どの季節でも満足できる味わいです。
東北地方のカニの旬【11月〜3月】
東北地方では、主にズワイガニが水揚げされます。
青森や岩手の冷たい海で育ったズワイガニは、身が引き締まり甘みが濃厚で、しゃぶしゃぶや鍋料理にぴったりです。
また、日本海側では紅ズワイガニも多く水揚げされ、小ぶりながらも濃厚な味わいが特徴。
紅ズワイガニは煮付けやカニ飯として地元で親しまれています。
東北地方は、カニの旨味を最大限に引き出す料理法が豊富で、冬の味覚を存分に楽しめる地域です。
北陸地方のカニの旬【11月〜3月】
北陸地方はズワイガニの名産地で、「越前ガニ」や「加能ガニ」としてブランド化されています。
これらのブランドカニは、冬に水揚げされるズワイガニの中でも厳選された高品質なものです。
身が甘く濃厚で、鍋や刺身、しゃぶしゃぶに最適。福井県や石川県では冬の味覚として欠かせない存在。
また、紅ズワイガニもリーズナブルに楽しめるため、家庭でも手軽に調理されることが多く、地元の人々に親しまれています。
日本海側のカニの旬【1月〜5月】
日本海側では、毛ガニが1月から5月にかけて旬を迎えます。
寒い海で育った毛ガニは、身が引き締まり、濃厚なカニ味噌が魅力です。
とくに冬から春にかけての毛ガニは、塩茹でにするだけで旨味が凝縮され、鍋料理や甲羅焼きでもその美味しさを存分に楽しめます。
日本海の豊かな海で育まれた毛ガニは、地元だけでなく全国で人気が高く、贈り物としても選ばれることが多い逸品です。
まとめ
カニは種類や地域によって旬が異なり、その時期ごとに異なる味わいを楽しめるのが魅力です。
毛ガニやタラバガニ、ズワイガニなど、それぞれの旬に合わせた選び方で、身の甘みや旨味を最大限に引き出すことができます。
本記事を参考に、今が食べ頃のカニを見つけて、家庭での特別な食事や大切な人との贅沢なひと時をぜひ満喫してください。
弊社 元八商店では、北海道の旬な海産物・農産物を、産地直送でお届けいたします。
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