なぜウニにミョウバンを使用するの?役割と味の変化について解説します - 北海道食材専門㋚元八商店 ブログ|北海道食材専門㋚元八商店

なぜウニにミョウバンを使用するの?役割と味の変化について解説します

ウニとミョウバン。よくセットで耳にすることが多いですが、なぜウニにミョウバンが使用されているのかご存知でしょうか?

実は、ミョウバンにはウニを美味しく保つための重要な役割があるんです。

本記事では、食にまつわる豊富な知識をもつ元八商店が、ウニにミョウバンが使用されている理由について解説します。

最後には、ミョウバン不使用のウニの種類も紹介しているので、美味しいウニ選びの参考にぜひお役立てください。もちろんミョウバンを使用していてもオススメの美味しいウニもご案内していますので最後までご覧ください。

なぜウニにミョウバンを使用するのか?

なぜウニにミョウバンを使用するのか?

ウニにミョウバンを使用する理由は、ウニの身崩れを防止するためです。

そもそも、ミョウバンとは「硫酸アルミニウムカリウム」のことを言い、ウニの他にも、お漬物の色を鮮やかにしたり、さつまいもや栗の煮崩れ防止に使用されています。

ウニの黄色い身の部分に当たる生殖巣は、水分を多く含むため酸化しやすく、時期により型崩れをして溶け出してしまう性質があります。

そのため、私たちがよく目にする、箱に詰められウニが綺麗に並ぶ「折(板)ウニ」には、身の形や、鮮度を保つためにも、ミョウバンを使用していることが多いです。

ウニが苦手と感じる原因はミョウバンのせい?

ミョウバンを使用することで、身崩れの防止や、ウニの色味も美しく仕上がる一方、ミョウバンが多くなると、苦味を感じてしまうこともあります。

ミョウバンは昔から使用されているため、「この味がウニの味」と思われている方も多いのですが、苦味があるのでウニが苦手という方も、中にはいるのではないでしょうか。

ただし、ミョウバンを使っているからといって全てが、苦いウニになるということではありません。

生産者が絶妙なバランスで加工したウニは見た目も味も良く、高級鮨店や高級レストランでも使われています。

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ミョウバン不使用のウニの種類

ミョウバンを使用しているウニの味や苦味が苦手と感じる方は、ぜひミョウバン不使用のウニをお試しください。

ここでは、ミョウバンを使用していないウニ3種類をご紹介します。

無添加 生ウニ

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ミョウバンの入った水に漬けられることが多い「折(板)ウニ」ですが、ミョウバン不使用の貴重な「無添加 生ウニ」も販売しています。

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殻付きうに

殻付きうに

獲れたて新鮮な「殻付きうに」は、自然そのままの味わいが楽しめ、強い甘みが特徴的です。

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塩水うに

塩水うに

「塩水うに」は、塩水にウニを浮かばせているため、少し塩味は感じますが、食べる直前に真水で軽く流してからキッチンペーパーで水気を取ることで、ウニ本来の味が楽しめます。

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まとめ

今回は、なぜウニにミョウバンを使用するのかについて解説しました。

ミョウバンは、ウニの身崩れ防止や鮮度を保つために使用されますが、ミョウバンが多くなってしまうと、苦味がでたり風味を損なう原因となることもあります。

もしミョウバンの味や苦味が苦手な方は、記事の中でご紹介したミョウバン不使用のウニ、塩水ウニをぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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