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ウニの全てがまるわかり!種類・旬・栄養・美味しい食べ方まで完全解説

濃厚でとろけるような味わいが特徴の高級食材「雲丹(うに)」。お寿司などで日本人にも馴染みのある海産物の一つですが、ウニの種類や産地による違いまでは具体的に知らない方も多いのではないでしょうか。

ウニは種類が多数あるといわれていますが、そのうち、食用ウニとして国内で流通しているウニは大きく分けて5種類。

種類によって、漁獲できる地域や旬の時期にもさまざまな特徴があります。

そこで本記事では、北海道食材のプロである元八商店が、ウニの特徴について種類から旬の時期、栄養に関する情報までまとめて解説します。

次回からウニを購入する際の前提知識としてぜひお役立てください。

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ウニの特徴

ウニはヒトデやナマコの仲間に分類される、棘皮(きょくひ)動物の一種です。棘皮動物は水管系を活用して呼吸、運動、排泄などを行う生物で、同じ形の部分が中心のまわりに5つ放射状に並ぶ「5放射相称形」という特徴を持ちます。

また、体の表面はトゲで覆われ、堅い殻に包まれており、内部のほとんどが体液です。さらに食用部分となる身のオレンジ色の部位はウニの生殖巣に当たり、その大きさはウニの種類によって異なります。

ウニは北海道や東北地方が主な産地とされていますが、九州でもわずかながら水揚げが行われています。日本はウニの消費量が世界的にも最も多く、海外からの輸入も行われている食材です。

ウニの種類

食用ウニとして国内で流通しているウニは大きく分けて以下の5種類です。

国内で主要なウニの種類
  • ムラサキウニ
  • キタムラサキウニ
  • バフンウニ
  • エゾバフンウニ
  • アカウニ
  • 全国のウニの漁獲量をみてみると、北海道が半数以上の割合を占め、東北地方を含めるとその割合は約8割にも及びます。

    なかでも、日本一のウニの漁獲量を誇る北海道では、ウニの餌となる良質な昆布も豊富にあるため、高品質なウニが育ちます。

    種類ごとの特徴や、全国各地で採れるウニの種類については以下の記事で解説しています。

    ウニの旬

    天然のウニの旬は、6月〜8月ごろが一般的です。

    ただし、ウニの種類や地域によっては、生息している場所や気候次第で旬の時期が異なることがあります。

    ウニの種類や地域ごとの旬の時期については以下の記事で詳しく紹介しています。

    また、ウニは旬が過ぎても食べることができますが、旬の時期のウニと比べると当然のことながら味や品質は落ちてしまいます。

    そのため、美味しいウニを食べるためには、やはり旬の時期に購入するのがおすすめです。北海道産のウニであれば、各地域ごとに幅広い期間の旬のウニが豊富です。品質や新鮮さの観点からみても、なるべく旬の時期のウニを選ぶようにしましょう。

    北海道ウニの旬【1月〜6月】

    • 産地:羅臼町(1月〜6月)、浜中町(1月〜3月)、雄武町(4月〜7月)
    • 種類:エゾバフンウニ

    国内の食用ウニのうち、約半分以上が北海道産とされているほど漁獲量の多い北海道では、ほぼ1年を通じてウニ漁が行われています。冬から春にかけて漁が行われるこの時期は、海のコンディションや流氷の影響で出漁回数も少ないため、ウニの希少価値も高いとされています。

    北海道ウニの旬【6月〜8月】

    天然のウニの一番の旬の時期とされるこの時期は、北海道の各地でウニ漁が盛んに行われます。それぞれの産地で採れるウニは、どれも大きさや身の入りの状態が良く、濃厚な味わいを堪能できます。

    北海道ウニの旬【9月〜12月】

    良質な昆布のみを与えて成長した「浜中養殖ウニ」は、色鮮やかで濃厚な甘さがあり、身入りも良いことから、天然ものに比べて2倍近くの高級ウニとして高い評価を受けています。

    ウニの栄養

    ウニには、その小さな身に豊富な栄養素がバランスよく含まれています。ウニに含まれる主要な栄養素は以下の通りです。

    ウニに含まれる主要な栄養素
  • たんぱく質
  • 脂質
  • カリウム
  • ビタミンB2
  • 葉酸
  • ビタミンE
  • ウニの豊富な栄養素を効率的に摂取するには、お寿司やお刺身などの生食が最適です。ただし、妊婦の方は消化不良や食中毒のリスクを減らすためにも、できるだけ生ウニは控え、蒸しウニや焼きウニで熱を通してからウニの美味しさを楽しむようにしましょう。

    ウニの栄養に関する詳しい内容は、以下の記事で解説しています。

    ウニの美味しい食べ方

    ウニは、お寿司やお刺身で食べることが一般的ですが、料理のアレンジ次第でいろんな美味しい食べ方ができるのも魅力の一つです。

    ウニの海苔巻き天ぷら、ウニとカマンベールのカナッペなどお酒のおつまみとしての食べ方や、ウニとホタテの和風カルパッチョ、ウニ&いくら丼など、他の海の幸との相性も抜群です。

    以下の記事では、普段とは違う食べ方でウニを堪能したい方へ、お刺身以外のウニの美味しい食べ方を紹介しています。気になるアレンジ方法があればぜひお試しください。

    殻付きウニの捌き方

    一般に出回るウニは、型崩れを防ぐためにミョウバンを使用した「折(板)ウニ」や、塩水に漬けられた「塩水ウニ」が多いですが、より新鮮でとれたてのウニを味わいたい場合は、「殻付きウニ」を購入するのも一つです。

    殻付きウニは、とにかくクセがなく、自然そのままの味でウニ本来の甘みが味わえます。

    殻付きウニを購入した際の捌き方については、以下のYoutube動画の解説をぜひ参考にしてください。

    松前産ムラサキウニ(殻付き)(発送:5月下旬~8月上旬)
    浜中 バフンウニ(殻付き)(発送:9月~翌年3月)

    まとめ

    今回の記事では、ウニの特徴から、種類、旬、栄養、美味しい食べ方についてそれぞれ解説しました。ここで重要なポイントをおさらいしましょう。

    国内で主要なウニの種類
  • ムラサキウニ
  • キタムラサキウニ
  • バフンウニ
  • エゾバフンウニ
  • アカウニ
  • ウニの旬
  • 天然ウニの旬は6月〜8月ごろ
  • 漁獲量日本一の北海道産のウニなら旬の時期も幅広い
  • ウニに含まれる主要な栄養素
  • たんぱく質
  • 脂質
  • カリウム
  • ビタミンB2
  • 葉酸
  • ビタミンE
  • ウニの美味しい食べ方
  • アレンジ料理も豊富
  • より高品質なウニを探し求めるなら、ミョウバンの使用有無や、地域ごとのウニの旬の時期を確認して選んでみてはいかがでしょうか。

    弊社 元八商店では、北海道の旬な海産物・農産物を、産地直送でお届けいたします。

    食にたずさわり30年。地域から日本全国の皆様に一番良い状態でお届けして喜んでいただくことを基本理念に、最高峰の北海道食材を厳選してご提供しております。

    経験と食の知識から生まれた「絶対これが美味しい」という自信をもとに、オンラインショップに掲載しています。北海道の自然豊かな食材の贅沢な味わいをお楽しみください。

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    また、美味しいものを探す際は、食べたことがなかったり、本当に美味しいのか不安がつきものです。ご購入前に一度ご連絡いただければ、食材の特徴や旬、食べ方などもお答えします。欲しいと思ったその時に、ぜひご連絡ください。

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