フライパンでできる鮭の焼き方!ふっくら美味しく!食のプロが教えるコツ
「グリルがないから、フライパンじゃうまく焼けないんじゃないかな…」と悩んでいる方、安心してください!コツを押さえれば、フライパンでも十分プロ並みの焼き鮭が作れるんです。
今回は、食にたずさわり30年の「元八商店」が、そんな鮭の美味しい焼き方から、ちょっとしたアレンジレシピまで、わかりやすくご紹介します。
どれも簡単で、どなたでもすぐに試せるレシピばかりですので、ぜひ今日の夕食に取り入れてみてください。
「元八商店」厳選の 北海道産 鮭 はこちらから >フライパンで鮭を美味しく焼く方法
鮭を美味しく焼くには、焼き方の基本をしっかり押さえることが大切になります。
グリルがないと美味しく焼けないと思う人も少なくありませんが、実はフライパンだからこそ、グリルでは出せない食感や風味が楽しめるんです。
鮭を焼く際の基本は、鮭の下処理、焼く際の火加減、そして焼き加減の見極めですので、以下の手順やコツで、失敗しない鮭の焼き方を習得しましょう。
鮭の下処理
鮭を焼く前に必ずおこなうべきなのが下処理です。
1、鮭の表面の水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ってください。
水分が残っていると、焼いたときに臭みが残りやすくなります。
2、鮭に塩を振り、10分ほど置きましょう。
塩を振ることで、余分な水分が出て、鮭の旨みが凝縮されます。
さらに、酒を少量振りかけておくと、臭みを取り味わいをより深くすることができます。
焼く前の準備
フライパンに油を引くか、フライパン用のホイルシートを敷いて、鮭がくっつかないように準備します。
ホイルシートを使うと、片付けが楽になるだけでなく、皮がパリッと仕上がります。
フライパンを使う場合、最初は火をつけずに、冷たいフライパンに鮭を並べるのがポイント。
これにより、鮭が急激に温まって身が縮むのを防ぎ、ふっくらとした焼き上がりになります。
焼き加減の見極め
鮭の皮目を下にしてフライパンに並べ、中火で3〜4分焼きます。
皮に焼き色がついてきたら裏返し、フタをしてさらに3〜4分蒸し焼きにしてください。
このとき、弱火にするとでじっくりと火が通り、身がふっくらと仕上がります。
最後に、皮をもう一度焼いてパリッと仕上げましょう。
焼き加減は、鮭の厚みによって調整が必要ですので、ときどき様子を見ながら調整してください。
皮をパリッと仕上げるコツ
鮭の皮をパリッと焼き上げるのは、ちょっとしたテクニックが必要です。
フライパンを使った場合、皮がくっついてしまったり、焦げてしまったりすることが多いですが、いくつかのポイントを押さえれば簡単にパリッとした皮を作ることができますよ。
皮目から焼く
鮭を焼く際は、必ず皮目を下にして焼き始めます。
これにより、皮がしっかりと焼けてパリッとした食感が生まれるのです。
また、皮が焼けることで、脂がじわじわと染み出し、身全体に旨みが広がりますよ。
皮が焼けてきたら、フライパンの端に立てかけるようにして、皮全体に均等に火が通るようにしましょう。
油を引きすぎない
フライパンに油を引く際は、少量で十分です。
油が多すぎると皮が油っぽくなり、パリッとした食感が失われてしまうため、少量の油でじっくりと焼き上げましょう。
フライパンがフッ素樹脂加工されている場合は、油を引かずにホイルシートを敷いて焼くと、さらにパリッとした仕上がりになります。
蒸し焼きの後に再度焼く
蒸し焼きにした後、もう一度皮を下にして焼くと、余分な水分が飛んで皮がカリカリになります。
蒸し焼きの過程で皮が柔らかくなることがありますが、再度焼き付けることで、しっかりとした食感が戻るのです。
このひと手間を加えるだけで、驚くほど美味しい焼き鮭が完成しますよ。
冷凍鮭の焼き方と火が通ったか確認する方法
冷凍鮭を焼くのは、少し難易度が上がりますが、ポイントを押さえれば簡単です。
冷凍鮭をそのまま焼くと、外は焼けていても中が生焼けになりやすいため、以下の方法を参考にしてください。
自然解凍が基本
冷凍鮭を使う場合は、まず冷蔵庫で自然解凍することをおすすめします。
急ぎの場合は、流水解凍をおこないますが、電子レンジでの解凍は避けましょう。
電子レンジで解凍すると、部分的に火が通りすぎてしまうことがあり、焼きムラができやすくなります。
冷凍のまま焼く場合のポイント
冷凍のまま焼く場合は、フライパンに蓋をして弱火でじっくりと火を通すのがポイントです。
冷たいフライパンに鮭を置き、火をつけて徐々に温度を上げることで、内部まで均等に火が通ります。
蓋をすることで蒸し焼き効果が加わり、ふっくらと仕上がりますよ。
火が通ったか確認する方法
鮭に火が通ったかを確認するには、竹串や箸を刺してみて、スムーズに刺さるかどうかをチェックします。
スムーズに刺さり、透明な汁が出てくれば中まで火が通っているのでOKです。
もしも中が冷たかったり、汁が赤みを帯びていたりする場合は、もう少し焼き時間を延ばしましょう。
焼いた鮭を冷凍保存する時のポイント
焼いた鮭を美味しさを保ったまま冷凍保存するには、いくつかのコツがあります。
しっかりと下準備をして保存すれば、いつでも美味しい焼き鮭を楽しめますよ。
焼いた鮭の冷凍保存は、忙しい日にも手軽に美味しい鮭料理が楽しめるので、とっても便利なんです。
焼き鮭を美味しく冷凍保存する方法
焼き鮭を冷凍する際、まずはしっかり冷ましてからラップで包むのがポイントです。
熱いまま冷凍すると鮭の風味が落ちてしまうので、しっかり冷めたらラップで一切れずつ包んで冷凍用の保存袋に入れ、酸化を防いで美味しさをキープしましょう。
冷凍しておいた鮭は、解凍してから温め直すだけで、簡単に美味しいおかずになります。
冷凍で便利な「ほぐし鮭」
焼き鮭のおすすめレシピのひとつが、ほぐし鮭です。
ほぐし鮭は作って冷凍しておくと、お弁当やおにぎりの具材としてもそのまま使えるので、忙しいときに大助かりな一品になります。
焼いた鮭の骨を取ってほぐし、小分けにしてラップで包んで冷凍しておけば、サラダやパスタなど、いろんな料理に活用できて便利ですよ。
焼き鮭を使ったアレンジレシピ
焼き鮭はそのまま食べても美味しいですが、ちょっと工夫するだけで、また違った美味しさを楽しめるんです。
ここでは、焼き鮭を使ったおすすめのアレンジレシピを3つご紹介します。
1、フライパンで作れるホイル焼き
ホイル焼は、鮭と野菜をアルミホイルで包んで蒸し焼きにするだけで、簡単にふっくら美味しく仕上がるんです。
フライパン一つでできるので、後片付けも楽々。
ホイルを開けた瞬間の香りもたまりませんし、野菜も一緒に摂れるので、栄養バランスもバッチリです。
忙しいときでも、ホイル焼きなら手軽に栄養満点の食事が作れますよ。
2、鮭とキノコのクリームソース
少し豪華な一品を作りたいときには、クリームソースをかけた鮭料理がおすすめです。
濃厚なクリームソースとキノコの旨味が鮭に絡んで、まるでレストランの味に!
焼き鮭にソースをかけるだけなので、見た目も華やかで、特別な日の食事にもぴったりですよ。
おもてなし料理にも最適なので、ぜひ試してみてくださいね。
3、鮭としめじとちんげん菜の和風ソース炒め
焼き鮭を使った和風の炒め物は、さっぱりとしていて、食欲がないときでもペロリと食べられます。
キャベツやにんじんなど、お好みの野菜と一緒にサッと炒めるだけで、簡単に一品完成しょうゆやみりんの香ばしい香りが、食欲をそそり、忙しい日の時短メニューにもぴったりです。
シンプルだけど、飽きのこない味付けが魅力ですよ。
まとめ
フライパンでも美味しく焼き鮭が作れるコツはいかがでしたでしょうか。
ちょっとした工夫を加えるだけで、いつもの焼き鮭はぐんと美味しくなります。
今回ご紹介したアレンジレシピもぜひ試していただき、毎日の食卓にいろんな焼き鮭メニューを取り入れて、楽しい食事時間を過ごしてくださいね。
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