生臭さを防ぐ鮭の下処理方法と美味しい食べ方おすすめレシピをご紹介!
スーパーで鮭を購入してそのまま焼いてみたら、「なんだか生臭い…」と感じたことはありませんか?
鮭は身近で手軽に調理できる食材ですが、少し手間をかけることで、その美味しさをさらに引き出せます。
そこで今回は、食にたずさわり30年の「元八商店」が、鮭の下処理方法や保存方法、そして鮭の魅力を活かしたレシピをご紹介します。
鮭をもっと美味しく食べたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「元八商店」厳選の 北海道産 鮭 はこちらから >美味しく食べるための鮭の下処理方法
「鮭はそのまま焼いても大丈夫?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
鮭の生臭さを抑え、より美味しく仕上げるには、ひと手間かけた下処理が効果的です。とくに、スーパーで購入した鮭や塩鮭は、適切な処理で味が格段にアップします。
生鮭の下処理方法|鮭の臭みを取るポイント
鮭は栄養豊富で手軽に調理できる魚ですが、生臭さが気になることも。とくに生鮭は、鮮度に関わらず下処理をすることで、風味が一層引き立ちます。
ここでは、生鮭をより美味しく仕上げるための簡単で効果的な下処理方法を4つ紹介します。
1、うろこを取る
鮭の下処理を始める前に、まずはうろこを取りましょう。
うろこが残っていると、調理中に生臭さが強くなる原因になるため、包丁の背や専用のうろこ取りを使って、優しくこすりながら取ってください。
とくに、鮭の皮をパリッと焼きたい場合は、うろこをしっかり取り除いておくと仕上がりが良くなりますよ。
2、塩をふる
生鮭の臭みを取りたい場合、塩をふる方法を試してみましょう。塩は鮭の余分な水分を引き出し、臭みを取り除いてくれるんです。
鮭に塩をひとつまみふって(鮭ひと切れに対してひとつまみが目安)、10〜15分ほど置くことで鮭の旨みが引き立ち、調理後も生臭さを感じにくくなります。
3、流水で洗い流す
塩や牛乳で下処理をした後は、軽く流水で洗い流し、ペーパータオルで水気をしっかり拭き取ることが重要です。
洗い流すと、表面の余分な塩分や臭みがさらに取り除かれ、鮭が一層美味しくなります。洗い流す際はあまり強くこすらずに、鮭を優しく扱ってあげてくださいね。
4、牛乳につける
「塩をふっただけじゃまだ臭みが残る…」という方には、牛乳につける方法をおすすめします。
塩をふった後、鮭を牛乳に浸して15分ほど置いてみてください。牛乳の成分が、鮭の臭みを軽減してくれるとともに、よりマイルドな風味に仕上がりますよ。
最後に、鮭の水気をしっかり拭き取ってから調理に取り掛かると、より美味しく仕上がります。
塩鮭の下処理方法|鮭の塩抜き
塩鮭は、そのまま焼いて食べるのも美味しいですが、塩分が強すぎると感じることもありますよね。
そんなときは、塩抜きをすることで味が調整でき、さらに美味しく仕上がります。
一般的には、塩鮭を水に浸けて塩抜きをしますが、今回ご紹介するのは、プロが教える酒とみりんを使った塩抜き方法です。
酒とみりんを使った塩抜き方法
塩鮭を酒とみりんで漬け込むと、適度に塩分が抜け、甘みが加わり、旨みが引き立ちます。
方法はとても簡単、酒とみりんを2:1の割合で混ぜた液を作り、塩鮭を3時間ほど漬け込みます。
これで塩が抜けすぎることなく、しっとりとした食感が楽しめるんです。
また、この塩抜きをした鮭は、焼き鮭としてだけでなく、ムニエルやフライにもぴったりで、塩分を気にせずにさまざまな料理で楽しめるので、おすすめですよ。
鮭の保存方法|使い切れなかった鮭は冷凍保存を!
鮭を買ったものの、使い切れずに困ったときは冷凍保存が便利です。
鮭は冷凍保存することで、鮮度を保ちながら長期間保存できます。
生鮭、塩鮭ともに冷凍保存が可能ですが、それぞれの保存方法と解凍方法を知っておくと、いつでも美味しい鮭を楽しめますよ。
生鮭の冷凍保存と解凍方法
生鮭を冷凍保存する際は、一切れずつラップに包んで、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
保存期間は約3週間が目安です。
冷凍した鮭は、電子レンジの解凍モードでゆっくりと解凍するのがおすすめ。
鮭の水分が均一に戻り、調理した際にも美味しさが保たれるため、解凍した鮭はその日のうちに調理したほうが美味しく食べられます。
塩鮭の冷凍保存と解凍方法
塩鮭の場合は、1切れずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて保存します。
冷凍した塩鮭は、約1ヵ月保存が可能です。
塩鮭は凍ったままでも調理ができるので、解凍せずにそのままフライパンやグリルで調理ができます。
焼く際は、蒸し焼きにする工程で少し時間を長めにとり、じっくりと火を通すと、ふっくらとした仕上がりになります。
焼き鮭の冷凍保存と活用法
一度焼いた鮭をほぐして冷凍しておくのも便利な方法です。
少量ずつラップに包んで冷凍すると、お弁当やちょっとした料理に使いたいときに役立ちますよ。
冷凍した焼き鮭は、約1ヵ月保存可能です。
食べる際は、電子レンジの解凍モードで解凍するだけで手軽に使え、鮭フレークにしておけば、朝食のお供やおにぎりの具材としても大活躍します。
鮭の美味しい食べ方おすすめレシピ
鮭は、和食から洋食まで幅広く活用できる万能食材です。
どれも簡単に作れるレシピばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
鮭のムニエル
鮭のムニエルは、外はカリッと中はジューシーに仕上がる一品。
塩とこしょうで下味をつけた鮭に、小麦粉を軽くまぶしてバターで焼くだけで簡単に作れます。
鮭の洋風ホイル焼き
鮭と野菜をホイルに包んで蒸し焼きにするだけの簡単レシピです。
トマトケチャップとチーズを加えると、洋風の味わいに仕上がります。
ホイルに包むことで、鮭の旨みが野菜にも染み込み、ふっくらとした食感が楽しめ、開けた瞬間に広がる香りも楽しみのひとつ。
忙しい日でも手軽に作れるおすすめのレシピです。
鮭のちゃんゃちん焼き風
北海道の名物料理「ちゃんちゃん焼き」をおうちで手軽に楽しめるレシピです。
鮭と野菜を味噌と砂糖で味付けし、フライパンで蒸し焼きにするだけで、北海道の味が再現できます。
公式レシピでは、キャベツやもやしなどの野菜と一緒に鮭を調理する方法が紹介されており、ご飯が進む一品は家族みんなで楽しめること間違いなしです。
まとめ
鮭を美味しく食べるためには、ちょっとした下処理が大切です。
鮭の種類や状態に応じて適切な処理を行うことで、生臭さを防ぎ、より美味しく仕上げることができます。
また、使い切れなかった鮭は冷凍保存することで、長く美味しさを保てますよ。
今回ご紹介したレシピや保存方法を参考に、ぜひおうちで美味しい鮭料理を楽しんでみてくださいね。
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