スーパーでアスパラを選ぶとき、どれが一番新鮮で美味しいのか迷った経験はありませんか？ 実は、アスパラには新鮮さを判断できる5つのポイントがあるんです。

今回は、北海道食材の豊富な知識を持つ食の専門家「元八商店」が、新鮮で美味しいアスパラの選び方をみなさんに伝授します。

記事の中では、アスパラをより美味しく食べるための下ごしらえのコツも紹介しているので、アスパラを調理する際にぜひお役立てください。

新鮮で美味しいアスパラの選び方5つのポイント

美味しいアスパラを選ぶには、下記の5つのポイントを押さえましょう。

①緑色が濃く色鮮やか

アスパラは全体的に色が濃く、鮮やかな緑色をしているものが新鮮です。特に穂先は濃い緑色で、ツヤとハリがあります。穂先の部分の色が白けていたり、黄色っぽく変色しているものは避けましょう。

②茎から穂先にかけてまっすぐ伸びている

茎から穂先にかけて一本にまっすぐと伸びているものを選びましょう。曲がっていたり、いびつな形をしているものは、水分が不足していたり、風味や食感も劣る場合があります。

③茎が太くて均一

茎は太くて均一なものを選びましょう。アスパラは太くても、細くても周りの皮の厚みは一緒のため、太いアスパラの方が、内側が柔らかくジューシーな食感が楽しめます。また、茎の太さが均一なものは、水分や栄養が十分に行き届いている証拠です。

④穂先がしっかり締まっている

アスパラの穂先は美味しさや栄養がたっぷり詰まった部分です。新鮮なアスパラは、穂先がキュッと締まっていているのが特徴です。穂が開いているものや傷んでいるものは、鮮度が落ちている可能性があります。

⑤切り口がみずみずしい

アスパラの切り口は、鮮度を判断する重要なポイントです。切り口がみずみずしく、丸く白いものが新鮮な証拠。切り口が乾燥していたり、いびつな形で穴が空いているものは避けましょう。

アスパラの下ごしらえのコツと美味しい食べ方

新鮮で美味しいアスパラの選び方を確認したところで、ここではアスパラをさらに美味しく食べるための、下ごしらえのコツを伝授します！

実際の手順に沿った、こちらの動画も合わせて参考にしてください。

極太アスパラの下ごしらえのコツはこちらから

手順①根本の硬い部分を切り落とす

アスパラを水洗い後、根元から1cm程の硬い部分を切り落とします。

手順②はかまの部分を削ぎ取る

アスパラの茎の三角のはかまの部分は、固く繊維が残る場合が多いので削ぎ取ります。この時、穂先に近い上の方のはかまは柔らかいのでそのままで大丈夫です。

手順③根元の皮を剥き取る

ピーラーなどを使い、根元から3〜5cm程の皮を剥き取ります。ホワイトアスパラの場合は、全体の皮を剥くのがおすすめです。

手順④アスパラを根元から茹でる

うまみ成分が抜けてしまわないよう、アスパラが1本丸ごと入る直径の広いフライパンで、沸騰したお湯に塩を小さじ1杯入れます。初めに根元から15秒程お湯につけてから全体を茹でます。

手順⑤アスパラの太さによって茹で時間を変える

普通の太さのアスパラで「1分30秒〜45秒」、太めのもので「2分〜2分30秒」を茹で時間の目安に、箸でアスパラの上下を返しながら茹でます。

手順⑥冷水や氷水につけて色止めをする

茹で上がったあとは、冷水や氷水につけて急速に冷やすことで、余熱で火が入るのを防ぎ、色が悪くならないよう色止めをすることができます。料理に使う時はしっかりと水気を切ってお好みの大きさにカットしてお召し上がりください。

アスパラを使ったおすすめレシピ

アスパラの下ごしらえが完了したら、サラダや天ぷらなどお好みの食べ方でお召し上がりください。

最後に、アスパラを購入したらぜひ試してほしい、元八商店イチオシの「アスパラと帆立貝柱のバター炒め」の作り方をご紹介します。

アスパラを美味しく食べるための新たなレパートリーとしてご活用ください。

まとめ

今回は新鮮で美味しいアスパラの選び方についてご紹介しました。ここでアスパラの選び方をおさらいしましょう。

今回ご紹介した5つのポイントを参考に、新鮮で美味しいアスパラを選んで、ぜひさまざまな料理でアスパラをお楽しみください。

弊社 元八商店では、北海道の旬な海産物・農畜産物を、産地直送でお届けいたします。

食にたずさわり30年。産地から日本全国の皆様に一番良い状態でお届けして喜んでいただくことを基本理念に、最高峰の北海道食材を厳選してご提供しております。

経験と食の知識から生まれた「絶対これが美味しい」という自信をもとに、オンラインショップに掲載しています。北海道の自然豊かな食材の贅沢な味わいをお楽しみください。

また、美味しいものを探す際は、食べたことがなかったり、本当に美味しいのか不安がつきものです。ご購入前に一度ご連絡いただければ、食材の特徴や旬、食べ方などもお答えします。欲しいと思ったその時に、ぜひご連絡ください。