北海道のわずかな河川沿岸の漁獲と漁期間も年40日間の為、極めて希少な魚です。このため「本物のししゃも」と言われる由縁でもあります。輸入のカラフトシシャモとは生態、味、風味がまったく違います。
メス:卵が美味しく食べやすいのが特徴です。完熟したメスの卵はしっかりしており、卵の旨味を十分味わえます。オス:身を楽しむならオスです。身は卵に栄養がとられない為、旨味があり奥深い味とされています。身の素材を楽しむ場合はおすすめです。
10月から11月にかけて、産卵期を迎えた「本ししゃも」が沿岸に集まったところを漁獲します。近年は10月上旬に漁が開始され、年に40日間のみで、漁時間も日の出から日の入りまでの操業と決められています。
水揚げされた「本ししゃも」を鮮度が良い状態から1匹づつ手作業で選別、クシに刺し、乾燥などの管理も長年の経験、熟練されたな技で「ししゃも目刺し」を製造しています。シシャモの簾(すだれ)干しはシシャモの町では「晩秋の風物詩」となっております。※「上干ししゃも」は漁獲量が少ない年は冷干ししゃも」のみの販売とさせていただいておおります。