1万尾に1尾程度の割合でしか 獲れない幻の鮭です。「全身がトロ」と言われる程、脂肪の比率が極めて高く、刺身や寿司ネタで食べると 舌の上でとろける味は絶品です。
鮭児は秋鮭の定置網に何千本~何万本に1尾しか捕れない希少な鮭です。まだ鮭児という呼称さえついていないときは、小さい鮭として誰も見向きもせず投げられていました(北海道弁 投げる=捨てる)。投げるのは、いたましい(北海道弁 もったいない)と気まぐれで食べてみると、その美味しさに びっくり!地元で口コミで広がり、小さい鮭→鮭の子ども→鮭児と呼ばれるようになりました。水揚げされる量が少ない為、地元以外に流通することは、ありませんでした。1970年代の初め頃、羅臼漁業協同組合の組合長が築地を訪れた際に、美味しい鮭として紹介したのが世の中に認知されるきっかけになったとされています。また、その後に「ビストロSMAP」で羅臼産の鮭児が使われたこともあり、社会一般での認知度が高くなりました。一般的に秋鮭の脂の含有率は2~15%、鮭児は20~30%で鮭児が全身トロといわれる所以です。3g~4kg台の銀色に輝く鮭の中で脂のりが 良い為、ウロコが取れて黒っぽく、1kg~2kg台で小さく、選別の邪魔になっていた鮭児。「投げるの いたましい」とみつけてくれた先人に感謝です。
本家本元の北海道 知床羅臼より、幻の鮭であることを証明するシリアルナンバー付の『証明書』が発行されています。また、頭部には「鮭児タグ」と呼ばれる認定バッチがついており、専用化粧箱に入れてのお届けとなります。※専用木箱へ1尾まま姿の真空冷凍した商品です。
幻の鮭である証を証明するシリアルナンバー付の『証明書』が羅臼漁業協同組合から発行されています。
天然鮭と同じく、生食(お刺身)で食べられる場合は 寄生虫などを死滅させるために 一度「急速冷凍」いたします。※本商品は水揚げ産地の羅臼で急速冷凍処理をしております。
10月から11月中旬頃に 世界遺産「知床」にある 羅臼(ラウス)町で 「鮭児」は水揚げされます。